股関節に体重がのるために必要なこと 第3回(全4回)

おはようございます、出戸です!
今日は
「股関節に体重がのるために
必要なこと」について
お話させていただきます。
↓
股関節に体重が
正しく乗るためには、
仙腸関節(せんちょうかんせつ)と
肋椎関節(ろくついかんせつ)が
ゆるんで動くようになる
必要があります。
仙腸関節は
骨盤の中にある関節で、
右と左に
一つずつあります。
肋椎関節は
肋骨と背骨をつなぐ
関節のことです。
これらの関節が
動くようになると、
右半身の重みが
右股関節に乗り、
左半身の重みが
左股関節に乗るように
なります。
膝や腰に
痛みがある方も、
この部分がゆるんで
動くようになれば、
自然と股関節に
体重が乗るようになります。
意識して
体重を乗せようとするよりも、
自然に乗る方が
身体にとって健全で
楽なんです。
前回は「脇のびのび」という
エクササイズをご紹介しましたよね。
これは
肋椎関節が動くための
基本でした。
今日はさらに効果的な
中心部エクササイズを
お伝えします。
まず仰向けに寝て、
両手を万歳するのように
スーッと上げます。
前回の「脇のび」では
脇を伸ばす意識でしたね。
ですが、
脇だけをノビノビと伸ばしていては、
身体の中心にある
肋椎関節まで
十分に
動かせません。
今回は意識を変えて、
胸骨(きょうこつ)と
肋骨の間、
つまり身体の中心部が
動くイメージで
のびのびしていきます。
脇をノビノビと伸ばす動きは
横に広がる感じですが、
中心部が動く動きは
より縦に伸びる感じになります。
具体的には、
両手をダラーと上げた状態から
より中心が動くようにしながら
のびのびと動かします。
このとき、
左右の身体が
縦に分離するように
のびのび動かすのがコツです。
最初は左右に
ぶれたりするかもしれませんが、
慣れてくると
頭の中心が動かなくなり、
動きもスムーズに
なってきます。
このエクササイズに
慣れてきたら、
立った状態でも
同じように行えます。
このエクササイズを
コツコツ続けると、
肋椎関節が
動くようになり、
歩いたときに足が
「すっと」軽く感じます。
力みがなく、
楽に歩けるようになるんです。
身体の中心で
体重が支えられるようになると、
自然と
力みが抜け、
腰や膝への負担が減って
痛みも改善されます。
股関節が健康になり、
痛みの心配なく
軽やかに歩けるように
なりますよ♪
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