なぜ骨盤を立ててはいけないのか?

こんにちは。
整体にこにこスタイルの出戸です。
「姿勢をよくしたい」
と思って、
つい
「骨盤を立てよう」
としてしまう──
そんなこと、
ありませんか?
私自身、以前は
それが正解だと
思っていました。
でも実は、
「骨盤を立てようとすること」
そのものが、
逆に
姿勢を悪くし、
体を固めてしまう
原因になるんです。
なぜか?
たとえば、
長時間座っていて
骨盤が寝た状態のまま、
そこから
「よし、骨盤を立てよう」
とすると、、
お腹の筋肉が縮んだまま
無理やり
引っ張られてしまいます。
その結果、
腰が反りすぎて
しまうんですね。
(いわゆる
“反り腰”の状態です)
腰のあたりが
ギュッと詰まって、
背中に
板を入れたような
不自然な感じ、
そんな経験は
ないでしょうか?
そうなると、
どうなるか?
・お腹まわりも腰まわりも
ガチガチに緊張
・呼吸が浅くなる
・動きがぎこちなくなる
・姿勢を保つのが
しんどくなって、
すぐ崩れる
いいことが、
ひとつもないんです。
本来の
「整った姿勢」というのは、
どこかを
「意識で正す」
ものではありません。
体の内側がゆるんで、
「勝手に整ってくる」もの。
この「ゆるんで立つ」
感覚こそ、
にこにこ整体では、
いちばん大切にしている
ところです。
骨盤を立てる前に
大切なのは、
お腹側の筋肉が
縮んでいないか、
体幹がガチガチに
固まっていないか、
まず、
そこに気づいてあげる
ことなんですね。
このあたりの仕組みを、
今日の動画で
お話ししています。
なぜ骨盤を
立ててはいけないのか?
(約10分)
↓
「姿勢を整える」って、
意識をがんばること
じゃなくて、
「ゆるめ方」を
知ることなんです。
次回は、
「じゃあ、
どうゆるめていくの?」
という
実践編のヒントも
お届けしていきますね。
それではまた!