骨盤が立つために必要な筋肉とは?

こんにちは。
整体にこにこスタイルの出戸です。
前回のメルマガでは、
「骨盤は立てようと
しない方がいい」
という話をしてきました。
今回はその続きとして、
「じゃあ、
骨盤が自然に立つには
何が必要か?」
という話をお届けします。
結論から言うと──
骨盤を
立たせてくれる力、
それは
「もも裏の筋肉」です。
にこにこ整体では、
姿勢を「つくるもの」
ではなく、
支える力が
内側から目覚めてくることを
大切にしています。
このもも裏、
正確には
「ハムストリングス」
と呼ばれる筋肉たちです。
お尻の下から太ももの裏、
膝の少し上あたりにあります。
実はここが、
骨盤が立った状態を
長く支え続けるための支柱
なんです。
お腹の筋肉を
ゆるめることができても、
このもも裏が
サボったままだと──
・骨盤が
すぐ後ろに倒れてしまう
・良い姿勢が“持続できない”
・動きがどこか頼りない
という
状態になりやすい。
私自身も、
体をゆるめることから
始めました。
でも、
どれだけゆるめても、
生活の中で
すぐまた固まってくる……。
そんな時期が
長く続きました。
でも、
もも裏の筋肉が
目覚めてから、
体が整い続ける感覚が
生まれてきたんです。
がんばって
支えるんじゃなくて、
支えたくなるように
立っている。
その感覚が、
じわっと育ってきました。
そのために大切なのが、
・使われずに
眠ってしまっている
もも裏の筋肉を
目覚めさせること
・ゆるんだ上で、
自然に働き出すようにすること
具体的には、
壁や安定した場所に
手をついて、
足を1足分ほど開き、
おじぎをして──
そのまま上半身を
ダラーっと前に垂らします。
最初は、
ふくらはぎや背中が
伸びるかもしれません。
でも続けていくと、
だんだん太ももの裏側が
伸びてくるんですね。
ここが目覚めてくると、
骨盤を「無理に立てる」
のではなく、
立っていたくなるような
安定感が生まれてきます。
【動画】
骨盤が立つために
必要な筋肉とは?
(約9分)
↓
動画では、
実演を交えながら、
この動きのポイントや注意点を
お話ししています。
「頭で考える」より、
「体で感じる」。
それが、
にこにこ整体の
基本のスタンスです。
よければ、
無理のない範囲で
試してみてくださいね。
体を整えるって、
がんばることじゃなくて、
「本来の力を
思い出してもらうこと」
なのかもしれません。
ではまた!