骨盤を立てずに骨盤が立つには? 第2回(全2回)

こんにちは。
整体にこにこスタイルの出戸です。
前回のメルマガでは、
「骨盤は立てようと
しない方が自然に立つ」
という話をしました。
今回はその続きとして、
「骨盤が自然に立つための
2つ目の条件」
についてお話しします。
その条件とは──
「股関節に、体重が
ちゃんと乗っていること」
意識して
骨盤を立てようとすると、
背中に力が入りすぎて
反り腰になったり、
お腹が固まって
呼吸が浅くなったりします。
でも、
股関節に
うまく体重が乗っていると、
体は力まず、
自然に骨盤を支えてくれます。
ここで大切なのが、
「骨盤の上に体が乗っている」
という感覚ではなく、
→「股関節の上に、
骨盤が乗っている」
という感覚です。
まるで、
骨盤が「スコン」と
下から支えられているような──
そんな
「乗ってる感覚」が
生まれてくると、
姿勢はがんばらなくても
整い始めるんですね。
では、
そのためには
どうすればいいのか?
ポイントは2つあります。
・股関節の位置を、
脳が正しく認識できていること
・そのまわりが、
ゆるんで動く状態であること
この2つを満たすために、
にこにこ整体では
「骨盤を前後に転がす体操」
を取り入れています。
これは、座ったまま
骨盤の下にある「坐骨」を
コロン、コロンと
前後に転がすだけの
簡単な運動です。
意識するのは、
手や足ではなく
「坐骨」。
手はただ、
骨盤に「乗せておくだけ」。
ガチガチに
動かそうとせず、
手足の力も
ダラーと抜いて、
全身で「転がる感覚」を
味わっていくと…
少しずつ、
骨盤が自然に
股関節の上に
乗ってくる感覚が
育ってきます。
最初は
分からなくても大丈夫。
体は、
繰り返しで
覚えていくものです。
この感覚づくりのコツを、
動画でわかりやすく
お話ししていますので、
良ければ
ゆる〜く見てみてください。
【動画】
骨盤を立てずに骨盤が立つには? 第2回(全2回)
(約16分)
↓
がんばって立てる
姿勢ではなく、
「乗ってしまう」
「転がってくる」
「勝手に整う」
──そんな感覚が、
体と仲良くなるための
第一歩かもしれません。
次回の配信もお楽しみに。
それではまた!