股関節使いこなしの誤解　第2回（全3回）

おはようございます、出戸です！

今日は
「股関節の正しい位置」について
お話させていただきます。
↓

股関節を
スムーズに動かして、

腰や膝への負担を
減らしたいと思いませんか？

多くの方が
股関節を柔らかくするために
ストレッチなどをしています。

でも実は、
ただ動かしたり伸ばしたりしても

股関節を
使いこなせるようには
なりません。

なぜなら、
股関節の「正しい位置」を
知らないからなんです。

これが
股関節使いこなしの
大きな誤解なんですね。

今日は、
正しい位置の見つけ方を
お伝えしていきます。

まず
固めの椅子に座り、

膝が約90度になるように
腰掛けてください。

次に、両手を使って
股関節の位置を
探っていきます。

片方の手は
「口ばし手」と呼ばれる形にします。

親指と人差し指を
V字にして、

そのV字の中点が
骨盤の前側に当たるようにします。

もう片方の手は、
4本の指を揃えて

親指だけ
約90度に開きます。

この2つの手で
骨盤が挟まるように
持ちます。

「口ばし手」の奥と
もう一方の手の間のどこかに

股関節の
丸い部分があります。

足を
優しく揺らしながら、

この丸い骨の部分が
どこにあるのか
感じてみてください。

両手と
脳を使って

じっくりと
股関節の位置を感じ取ることが
大切です。

この作業を終えたら
立ち上がって
足踏みをしてみてください。

位置を確認した方の足は
「スッ」と軽く上がり、

しっかりと
着地します。

もう片方の足は
重たく感じ、

動きが
もっさりしています。

この違いは
股関節の正しい位置が
脳で認識されたからなんです。

正しい位置が
分かると、

インナーマッスルが
効率よく働くようになります。

そうすれば
足は軽く上がり、

しっかりと
着地できます。

この股関節の位置確認は
頭で理解するだけでなく、

体で感じることが
重要です。

体で経験すると、
脳が勝手に正しい位置を
覚えていきます。

股関節の調子が
良かったり悪かったりする日が
あるのは、

正しい位置を
定かに覚えていないからかも
しれません。

股関節がわかって
スタスタと軽やかに
歩けるようになりたいですね♪
↓