股関節は曲がっている?

おはようございます、出戸です!
今日は
「股関節は曲がっている?」
についてお話させていただきます。
↓
「股関節って
曲がっているんですか?」
という質問を
いただきました。
これは
とても鋭い質問ですね。
股関節の構造を
理解することで、
身体の使い方が
変わってきます。
前回
お伝えしたように、
股関節とは
大腿骨(だいたいこつ)の
先端にある
丸い部分のことを
指すことが多いんですね。
通常、
関節というのは
骨と骨の間の隙間を
指すのですが、
股関節に関しては
この骨頭(こっとう)
と呼ばれる
丸い部分を指すことが
多いんです。
さて、本題の
「股関節は曲がっているのか?」
ですが、
正確には
股関節自体は
曲がっておらず、
大腿骨という骨が
曲がっているんです。
大腿骨は
まっすぐ伸びているのではなく、
途中でグッと
内側に曲がっています。
そして先端に骨頭という
丸い部分があるんですね。
この構造には
重要な理由があります。
四足動物(馬や犬など)は
前後には動けても、
横には
動きにくいですよね。
それは彼らの股関節が
まっすぐな構造だからです。
一方、人間は
大腿骨が曲がることで、
横方向の動きが
得意になっています。
これにより、
より器用に動けるように
なっているんです。
しかし、多くの方は
大腿骨がまっすぐだと
誤解していることが多いんです。
そのため、
体重が正しく乗らず、
内転筋(ないてんきん)などの
筋肉がうまく使えていません。
大腿骨が
曲がっていることを
理解せずに
体重がのっかると、
本来の
股関節ではなく、
違う部分に
負担がかかってしまうんです。
これが、骨盤が
後ろに倒れやすい方や
腰が疲れやすい方の
原因になっています。
正しくは、大腿骨が
内側に曲がっているという
認識をもって
体重がのっかることが
大切です。
そうすることで、
本来の股関節である骨頭に
しっかりと体重が
乗せられるようになります。
頭の中で
「大腿骨は曲がっている」と
イメージすることで、
股関節の使い方が
変わってくるんです。
大腿骨の形状を
正しく理解して、
適切に
体重がかかることで、
股関節本来の機能を
取り戻すことができます。
動きがスムーズになり、
気持ちよく過ごせるようになりますよ♪
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