苦手意識による身体の反応

こんにちは。
整体にこにこスタイルの出戸です。
苦手なことをやるとき、
私たちの体は、
ある決まった反応をします。
それは、緊張です。
好きなこと、得意なことなら、
自然と体もゆるんで動いてくれます。
でも、苦手なことになると、
「やらなきゃ」と思った瞬間、
体はこわばり、呼吸も浅くなり、
動きが鈍くなっていく。
これは、
特別なことじゃありません。
誰の体にも、
日常的に起きている反応です。
大事なのは、
「苦手なこと=緊張する」自分を、
否定しないこと。
そして、どうすればその状態を、
少しでも【ゆるめて】取り組めるかを知ることです。
無理に前向きにならなくてもいいんです。
「これは苦手なんだな」って認めた上で、
少し視点をズラしてみるだけでも、
体の反応は変わってきます。
たとえば、苦手なことをやるときに──
・笑顔をつくってみる
・疑問語で話しかけてみる
(「どうかな?」「やれるかも?」)
・目の前ではなく、遠くを見ながらやってみる
こうしたちょっとした工夫が、
体にゆるみを呼び戻してくれます。
緊張している体では、
本来のパフォーマンスは発揮できません。
スポーツの世界でも、日常でも同じです。
「苦手だから、できない」ではなくて、
「緊張してるから、動きにくかっただけ」
なのかもしれません。
今まで苦手だったことが、
今日1ミリだけ、
動けるようになるかもしれない。
そんなふうに、
過去のラベルを少しゆるめてあげることが、
体と仲良くなる第一歩です。
【動画】
苦手意識による身体の反応(約7分)
↓
この動画では、
「苦手」をがんばって乗り越えるのではなく、
ゆるみの中で、
体の力を引き出していく視点をお話ししています。
整えるって、
力を入れることじゃない。
「そのままの体が、動きたくなるような環境」を
つくってあげること。
今日のあなたにとって、
ほんの少しでも
「ゆるんでできる」瞬間があれば──
きっと、
その後の景色もやわらかくなると思います。