【腰痛改善】仙骨が入るとは? 第1回(全3回)

こんにちは。
整体にこにこスタイルの出戸です。
このごろ、
座っていると
腰がつらい……
そんなふうに感じること、
ありませんか?
ちょっと立ち上がるときに
「イテテ……」と声が出る。
腰に手を当てて、
ひと息つきたくなる。
それ、
もしかすると
「仙骨」が
関係しているかもしれません。
今日のテーマは、
【仙骨が入るとは?】
です。
ちょっと変わった言い方に
聞こえるかもしれませんが、
体をゆるめて
整えていくうえで、
この
「仙骨が入る感覚」は
とても大事なんです。
仙骨というのは、
骨盤のまんなかにある骨です。
背骨の
いちばん下にあって、
左右の腸骨
(ちょうこつ)に
挟まれるように
くっついています。
上半身の重みを、
ちょうど真下から
支えてくれている──
いわば、
“体の土台”のような
場所です。
でもこの仙骨が、
じつは多くの人で
「少しズレている」。
ズレているといっても、
骨が飛び出すわけでは
ありません。
ただ、
本来あるべき場所から、
少し
「後ろに逃げている」。
座り方や姿勢のくせ
などで、
気づかないうちに
後ろへ、後ろへと
押しやられてしまうんです。
そうなると、
上半身の重みを
しっかり受け止められず、
腰に負担がかかってきます。
結果として、
腰の痛みやだるさが
出てくるわけですね。
じゃあ、
どうしたら
「仙骨が入る」のでしょう?
答えは
意外とシンプルです。
がんばって
戻すのではなく、
「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」
という関節を
ゆるめること。
この関節が
ガチガチに固まっていると、
仙骨は
ズレたまま戻れません。
でも、
そっとゆるめてあげると……
仙骨は自然に、
自分の居場所に
戻ってくるんです。
整えるというよりも、
「戻るのをじゃましない」
という感じ。
【動画】
【腰痛改善】仙骨が入るとは? 第1回(全3回)
(約8分)
↓
映像では、
仙骨の位置やズレの仕組み、
ゆるめていくための視点を
図や動きも交えて、
わかりやすくお伝えしています。
読むだけでは伝わらない、
「そういうことか」
と感じる瞬間が、
きっとあります。
もしよかったら、
お茶でも飲みながら、
気楽に見てみてくださいね。
整えるとは……
体が
「本来の位置に戻っていく」
のを、
そっと見守ること
なのかもしれません。
また次回、お会いしましょう。