股関節に体重がのるために必要なこと 第2回(全4回)

おはようございます、出戸です!
今日は「股関節に体重がのるために
必要なこと」について
お話させていただきます。
↓
膝の痛みや腰痛を
根本的に改善するには、
股関節に体重が正しく乗る
身体を作ることが
大切です。
整体やトレーニングが
行われた後、
股関節に体重がしっかり
乗るようになっているか
確認することが
とても重要なんです。
もちろん、
痛みのある部分を
直接改善することも
必要ですが、
それだけでは
十分ではありません。
立った時や
歩いた時に
股関節に体重が
適切に乗っていないと、
膝や腰に負担がかかり、
痛みが再発してしまいます。
前回お伝えしたように、
股関節に体重を乗せるには、
仙腸関節(せんちょうかんせつ)と
肋椎関節(ろくついかんせつ)が
しっかり動くことが
必要なんです。
仙腸関節とは
骨盤の中にある関節で、
肋椎関節は
背骨と肋骨をつなぐ
関節のことです。
これらが
ゆるんで動くことで、
上半身の右側の重みが
右股関節に、
左側の重みが
左股関節に
適切に乗るようになります。
これらの関節が
固まっていると、
身体がロボットのように
硬くなってしまい、
自然な動きが
できなくなります。
今日は、これらの関節を
ゆるめる方法をお伝えします。
まず、床に仰向けに
寝転んでください。
身体の力を抜いて
「ダラー」と脱力します。
その状態から両手をスーッと
万歳のように上げていきます。
このとき、
胸が持ち上がるのを
感じてください。
ポイントは、
指先からレーザーが出ていると
想像し、
遠くをスーッと切るイメージで
動かすことです。
両手を
スーッと上げて、
遠くをスーッと切るように
ゆっくり下ろしていきます。
このとき、
胸が持ち上がったままで
いることが大切です。
この動きが繰り返されると、
肋骨が前だけでなく、
横や後ろ側も
伸びていくのを
感じられます。
次に、
両手を交互に上げ下げして、
脇を片方ずつ
ノビノビ伸ばします。
特に
意識したいのは
脇の上の方ですね。
だんだん、
うまくなると、
身体が
右半身と左半身で
縦に分かれるような
動きになります。
これが
股関節に体重が乗るために
必要な動きなんです。
肋骨が広がり、
肋椎関節がゆるみ、
動きやすくなると、
自然と股関節に
体重が乗りやすく
なっていきます。
膝や腰の痛みから
解放されて、
気持ちよく歩けるようになりますよ♪
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